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菜津子のブログ
(ほぼ)毎週、ブログを更新しています。日々の出来事など、少しずつ書いていこうと思います。
2019.7.16
バッハのシャコンヌとメトロノーム
初めてこの曲を弾いたのは15歳くらいだったと思います。
バイオリニストにとっての聖典だと思います。
私は、メトロノーム練習が大好きです。シャコンヌも、学生時代二メトロノームで練習した気がします。
今朝、ふと思い立ちメトロノームをかけてみました。
なんて!!いろいろへんなことしてるんだろう???そして、いろんな発見がありました。でも、夜に数多とでているレコーディングを聴いてもそんなにメトロノームどおり弾いている演奏はないと思います。あったらどなたか教えてほしいですが。 でも、このメトロノームどおりの演奏、なかなかよいんですよね。曲想、解釈がまるで違ってきます。一度メトロノームどおりに創り上げる挑戦をしてみようと思います。
2019.7.10
体験レッスン
体験レッスンやってます。
葉加瀬太郎さんの曲で好きな曲があり四年前からやりたかったそうです。4年もやりたいとおもいつづけられてすごい!
体験の時に初めてバイオリンを手にして弾いてみる方を見るのが好きです。なんだかバイオリンを自慢に思うのです。バイオリンっていいでしょーって思うのです。
今日の方は、私の教室にレッスンに通うことになりました。
嬉しい日でした。
うちのつばめのヒナたちが大きくなりました。三羽なんです。二羽はね、卵の時にからすに巣から落とされて割れちゃったんです。
でもこの三羽が無事に巣だてそうでほんとによかったと思います。
2019.6.17
皆さん、こんにちは。
梅雨入りしましたね。
さて、そんな梅雨に入った次の日からなんと!ダイアモンドプリンセスのクルーズにいってきました。ダイアモンドプリンセスとは、USAの豪華客船です。
神戸から乗船して、那覇、石垣島、台湾に行ってきました。でも、観光というよりほとんど船内ライフを楽しんでいました。
毎晩ショーがありますし、昼は、社交ダンスやら盆踊りまであります。
そして、なんと言っても三食が美味しい!!
私も娘も思い切ってバイオリンを置いていきました。どんな気分になるかな?と思いましたが、バイオリンを恋しく思う自分がいて安堵しました。
旅行にいくと、日々の日常を見直せますね。行く前には、すべて片付けてから行こうとしますからいろいろ片付きます。帰ってからはまた用事が山積みですし。
バイオリンに対してもまた新鮮な気持ちで向かい合うことができます。
ついつい日々のルーティンワークを崩したくなくて旅行を避けちゃいますが、なかなかよいものだなと思います。
2019.6.4
皆さん!こんにちは!
先日、ウィーン少年合唱団のコンサートに行ってきました。
そして、カペルマイスターとよばれる指揮者兼指導者兼ピアニストのマロノ カニンさんが、素晴らしい!!常に音楽的な指揮や、立ち居振る舞いなのです。素敵でした。会ってみたい!!
それぞれの曲ごとに子供たちが拙い日本語で曲の説明もされました。最後の説明が日本人の男の子でした。少しホロリとしました。ウィーンでがんばってるんだなあって。
アンコールも3曲あり最後が、花でした。もう涙腺ゆるみっぱなしでしたよ。
また聴きにいきたいです。それとどなたかマノロさんの知り合いいないかしら?ニワカファンです。
2019.5.22
クラクラ
皆さん、こんにちは。
最近、年少さんと、年少さんに入る前の年のお子さんの二人の生徒さんが新たに入りました。ごあいさつの練習からはじまり、音を出してみたり、リズム練習をしたり。でも途中であきちゃうから、飽きられないように必死です。
今、立派にコンクールで演奏している子たちもこんなふうだったなと思い出します。
そして、四月からは多治見のFMピピさんのラジオで月に一回、クラシック音楽のお話をさせていただくことになりました。「加藤菜津子の暮らしにクラシック」が番組名です。略して「クラクラ」です。
毎月最終月曜日朝9時オンエアです。
2019.4.9
凱旋コンサート
みなさん、こんにちは。
4月7日、岐阜市のカーサプラウジにて、垣内えみり 響太兄弟の、凱旋コンサートを聴かせていただきました。
なんの凱旋かって、ベルギーのグリュミオーコンペティションで、響太くん1位。えみりちゃん2位。
ピアノアシストはお母様のゆうこさん。
5年生のときからイギリスのメニューインスクールで学ぶ彼らの演奏はとてもファンタスティックでした。
音楽とは、時間の芸術。空気に色を付ける芸術だと思っています。その空気に見事に作り上げていました。それは振動する音ではないそれ以外の何かなのです。聴衆をはっとさせること。そこに目に見えない何かを見せること。
お二人とも聴衆をきちんと引き付けていました。ユーモアたっぷり。演奏中もユーモアがあるのです。ホントは音楽って、humorありきでしょ。この当たり前がなかなかできないです。
そして、最初に挨拶されたお母様が涙腺を緩ませていらしたけど、そりゃ、泣きますよ。わたし、泣きっぱなしで演奏を拝見、拝聴していました。泣いてもジュリアナ扇子をもって小躍りしてもいいです。
よかったなー。ゆうこさん、よかったねー。わたし、ほんとにまだ泣けますよ。
2019.3.20
発表会
3月17日、わたしの生徒たちの発表会が開催されました。
ラストにサプライズが!
生徒たちから、写真のモニュメントをいただきました!
なんと発表会をするようになってから10周年。
長くも短くも感じます。
試行錯誤の連続で迷いながらの指導だったとおもいます。それは、自分の演奏方も同じことです。どうやったら上手くなるのか、永遠の課題を教えながら探っていたようにおもいます。
それでも、ついてきてくれた生徒たち、保護者の皆様に頭が下がります。
子供たちがいかに短い時間で効率よく練習できるか、いまは、それが課題です。
2019.2.12
コンサート
きのうは、生徒さんのお母様の出演するコンサートにいってまいりました。
この写真は、五年ほど前、コンサートをしているときなのですが、演奏中になぜかとことこと歩いて前に来てしまったときのコンサートの写真です。あのときの衝撃はいまでもおぼえています。いろんな時に、母とバイオリニストの狭間でくるしみますが。
どうしてこの写真をひっぱりだしてきたかというと、昨日の生徒さんのお母様の演奏中、彼女の3人のお子さま方が代わる代わるにぎやかにしてらして、わたしはその様子をみてあのときの自分を思い出したのです。彼女はその状況で、愛の歌を立派に歌い上げました。すばらしかった。人生には、いろんな状況のときがありますね。でも続けることってとっても大事。愛をもって音楽にむかいつづけること。そんなことを思いながら、芝生でころがる子どもたちを見るとても幸せな日でした。
2019.1.28
前髪
皆さん、こんにちは。
今日は、確定申告の準備をするためパソコンにかじりついています。
そんな中、YouTubeで昨年の日本音楽コンクールのドキュメントを見ました。
そしたら!面白い発見がっ!全国大会出場者はみんな前髪がないではないですかっ?!?!お年頃のお嬢様方なのでかわいくしたいのは当たり前なのに。
私は前髪をほとんど作っていません。どうも鬱陶しく感じるのです。でもかわいいなあと思い、作りたいのですが。
以前、美輪明宏さんが、前髪があると出すエネルギーが半減するというようなことを雑誌のインタビューでおっしゃったことを拝見したことがあります。
前髪と全国大会への出場との関係を考察しました。
2019.1.15
コンクール書評をかねて
先日、ジュニアクラシック音楽コンクールの予選の審査員に行ってまいりました。その時の様子とコンクールにたいする心構えなど、どなたかの参考になればと思い書き記していきます。
今回は珍しいことに中学生のピアノ部門に男性?男の子?が3人もいました1番目の方はともかく2番目、3番目となると目を疑いました。やはり男性は少ないのでうれしくなっちゃいますね。男性の方に思うことはどんどんオタクになっていってほしいなと思います。どんどん研究して分析してまた聴かせてほしいものです。
声楽の方に関して毎回思うことですが、物語が伝わってこないことは疑問を感じます。特に専門分野でないからこそ思うことでしょうね。あなた、せつないんだか、悲しいんだか、楽しいんだかなんだかさっぱりわかりませんよ???ということがよくあります。これはすべての音楽について言えることでしょうね。
フルート、サックス、クラリネット、チューバ、の参加者も審査しましたが、毎回思うことがとにかく音楽しようということです。音楽のためにテクニックをつけていく、その当たり前のことが本末転倒に陥りやすいですね。拍子感も当たり前にほしいものです。
また、服装に関してですが、ステージに姿を見せたその時の印象は服装と歩く姿勢でしかわかりません。しかし、今回も見事にどこかおかしな服装の方が思いがけず上手かったなどということはありませんでした。また、変な歩き方をしてでてきた方が思いがけず素晴らしいということもありません。髪に突拍子もない大きいリボンや、なぜか夏のサンダルなどということはやめたほうがよいでしょう。また、体型によりますが高学年になったらロングのドレスのほうがよいように思われます。
そしてここは強く強く言いたいのですが今回もピアノの方の靴が気になりました。男の子でもスニーカーなどはもってのほかですが、少しヒールのある靴を履きこなせなくてペダルのコントロールができていない参加者も多く見られました。私の教室ではこういうことを避けるためにレッスン室はじゅうたんですが靴にしております。
歩き方は重要ですね。もちろん立ち方もです。首が前にでてしまう方が多く演奏の時も同じように首が前に出てしまい、明らかに支障をきたしている方もいました。これは私の教室としても一度見直したいと思います。
今回はバイオリン以外の審査もしているので音楽として広くとらえることができておもしろいものです。これがクラシック音楽コンクールとなるとまた違うのでまたレポートをお届けしたいと思います。
長文、お読みいただきありがとうございました。
2019.1.8
ハッピー新年会!
皆さん、新年あけましておめでとうございます。
わたしは毎年1月1日からバッハのシャコンヌの練習をします。
たくさんのおどろくような発見がありその一年の成長や方向性を感じます。
そして!今年で2回目になりますが、お世話になった方々への感謝をこめて学芸会?!みたいな催し物を開催しました。
昨年は鶴亀会というタイトルでしたが、まだまだ鶴亀会によばれる年頃じゃないぞ!という方もいらっしゃるので今年から「ハッピー新年会」というタイトルにかわりました。
途中でお茶をだしたりしておもてなしをします。私は司会に徹しますのであまり演奏はしませんが最初に新春らしく「春の海」をお琴の方々と演奏しました。すべて無償で行っていますが素晴らしいスタッフにめぐまれています。今年からは私たちが「鶴亀会」という団体名となりました。ちょっとおふざけもはいったこんなことは楽しいものです。
さて、もう少しシャコンヌをさらいますね。
2018.12.18
リトミック教室
こんにちは!
2018.12.11
クリスマスコンサート
皆さん、こんにちは。
さて、そんな中!?わたしの教室のクリスマスコンサートを開催しました。クリスマスコンサートといってもいつもの発表会のように個人で弾いて、最後にみんなでクリスマスな衣装をきてクリスマスの曲を演奏するだけなのです。
終わったあと生徒たちと茶話会をしてこどもたちはいつまでも座って話しているのもつまらないので遊び始めます。先日は、中学生の男の子の生徒を小さい子が追いかけ続けると言う遊び方をしていました。公民館でものすごく走り回りとにかく楽しそうでした。その男の子のおかげでなんだかみんなが一つになって遊べたので今度なにかご褒美あげなきゃなと思っています。
今年はわたしもサンタ衣装着ようかと思ったのですが寒くて諦めました。来年こそはがんばりたいと思います。
2018.12.4
おさらい会
みなさん、こんにちは。
さて、そんな中、私の教室では、おさらい会がありました。9日に教室のクリスマスカンサートを開催するので、その準備のためでもありました。
今回は、新しい生徒さんお二人をお迎えしてのおさらい会でしたので、少しいつもとは違う雰囲気でした。私の教室ではバイオリンを弾いた後、最後に茶話会をして保護者の方はそれぞれお話して楽しみ、子供たちは、いろいろなゲームをして楽しみます。はないちもんめが人気でしたが、最近ではハンカチ落としがニューウェーブとしてきています。
子どもたちがお互いがんばっている仲間として認識しあい、バイオリン仲間という貴重な存在がいることで励みにしてほしい、そしてお母様方に孤独にならずに家でのお稽古にむかいあってもらいたい、そんな思いからのおさらい会のやり方です。
2018.11.28
我が母校
昨日は、卒業以来初めて我が母校東京音楽大学を訪れました。
風景が違っていたので、はじめは戸惑いながら歩きましたがすぐに確信にかわり、そしてドキドキしながら、到着しました。
慣れ親しんだ校舎のひとつは立て替えられどこかの本社ビルのようになっていましたが、レッスンを受けた校舎は、そのままでした。
人通りの多いベンチに座って大学生たちをじっと見ていました。みな、あの頃のわたしのように期待に道溢れていました。
そして、わたしのあの頃の仲間が通る気がしましたがもちろんだれもいません。
しかし、今の大学生の中に過去の自分をみているようでした。
20年ぶりの訪れでした。今の自分でよいのか問われている気になりました。
そう。まだまだ音楽について何も分かっていなかったのに世界の中心にいるような気分になっていたあのころ。
きのうは、あの時代が、幻ではなかった、そしてこれからも心にある確かな場所だと確認できた日でした。
2018.11.23
永保寺にて
先日もまた永保寺にて演奏してきました。
これは、金額的にも大きく動くことになります。最小限のオーケストラのかたちとも言われ練習も別の日にしっかりとらなければなりません。
チェロとバイオリンもよいですね。チェロに下を支えてもらうことになります。
そして、バイオリンとバイオリン。今回は、バイオリンとバイオリンのバイオリンデュオになりました。彼女は波多野有紀ちゃん。少し年下の彼女は岐阜出身で、ハンガリーは、一緒なんだけど、今まで接点はかなり少ないのです。彼女が高校に入る前から知ってるのだけど。コミュニティが違う感じです。でも、お互い気になり仲よくなりたいなーと思いつつ機会もなくすれちがっていました。
そして、今回の件は私から依頼しました。ゆきちゃんは、ちょうと永保寺に紅葉を見に行こうとおもっていたところだそうです。ご縁よねえ。
演奏もとても楽しいものとなりました。確実な技術に裏打ちされた彼女の演奏は、お人柄そのものでした。
またやろうねと、お互いに誓いながらのお別れとなりました。
お写真のように紅葉も素晴らしくお仕事でしたがたのしませてもらいました。そうっ、ゆきちゃんは、京女のような女性なので、ゆきちゃんと、紅葉は、なんだかぴったりなのでした。
2018.11.13
バロック音楽
最近ますますバロック音楽を聴くことが多くなってきています。
バロック音楽というと1600年から1750年くらいまでに作曲された音楽として定義づけられています。私たち音楽家は曲を聴くとバロックだな、古典だな、ロマン派だなとすぐにわかります。それはもう一目瞭然ならぬ一耳瞭然?!なのです。
あの曲も弾きたい。この曲も弾きたいなどと思いわくわくします。
最近、とくにテレマンの作品を聴いたり弾いたりしているのですが、テレマンというとやはりリコーダーにてそのよさが分かる作曲家だと思います。テレマンのリコーダー作品は素朴で美しく日常を丁寧にいきている感じがするのです。
リコーダーというのは、小学生3年生くらいから音楽の授業で触れ合うあのリコーダーです。もちろん奏者の使うリコーダーは木製であってきっと学校で使うリコーダーよりいろいろな表現ができるのでしょうが、構造はかわりません。学校の授業でもテレマンのリコーダーの曲を子供たちに聴いてもらう機会を作り、リコーダーの素晴らしさを分かって演奏できたらよいのになと思います。
写真は先日七五三のお祝いのおうちディナーです。お友達に薔薇の花をいただきました。薔薇とシャンペンってなんてお似合いなんでしょう!こんなときにもバロック聴いています。
2018.11.8
靴
みなさん、こんにちは。
朝晩寒くなりましたね。
ふと思い出したのですが、ハンガリーから帰ってきて子供たちにバイオリンを教えだし人数も増えだしたころよく風邪をひきました。それまで子供と触れ合う機会もなかったのですが、レッスンで面と向かって教えていると風邪がうつりやすいようです。最初2年くらいはひどかったです。きくところによると、保育士さんもそうみたいですね。
最近、新しい生徒さんが増えて楽しいです。私の思う、バイオリンや音楽への心得を改めてお話するので、自分を振り返り、また今いる生徒さんたちへ改めてお話するよい機会になりますね。
生徒たちが、発表会やコンクールで演奏するときは靴ですよね。なのに、ふだん靴なしで演奏しているといざステージに立ったとき感覚がちがいます。自分がそうでしたから。
靴のTPOは大事です。ブーツはおしゃれですがレッスンにはいてくる靴ではないと私は考えます。
ついつい靴の話になってしまいましたが靴は大事です。
音楽にかかわる皆さん、そんなふうに靴のことをそのバックグラウンドからかんがえてみてはいかがでしょう?
2018.10.31
年末気分
みなさん、電子関係はお得意ですか?
わたしにとっては、パソコンを自由に扱える人は魔法使いのように見えます。
最近せっかくかいたブログがきえてしまったり、タブレットの容量不足でコピーができなかったりと不具合が続きました。
もう年末気分で来年はもう少しこういったことに強くなろうと思う今日このごろです。
秋になると日が落ちるがはやくなりますね。空気も乾燥してきて、ああ、バイオリンの時期だなと思います。おそらく、私がこどものころは5時から7時が練習時間だったのですが、夏はまだ外で遊べるのに練習するのがつらかったのですが、秋になると仕方ないな、練習するかと、子供心にも諦めがつき練習がはかどった、そんな記憶からだとおもいます。空気が乾燥して音がパンパカパンに鳴る、いつもそんな風に感じます。そして秋にはバロックが似合うなとおもいます。
明日から11月。秋をしっかり感じたいと思います。
みなさま、素敵な秋をお過ごしください。
2018.10.16
コンサート
半年かかって準備した本番がおわりました。
そして前の日は父の主催の「ごへいもちバーベキュー」
あっという間の3日間で浦島太郎のような気分です。
そして祭りの後な感じも満載です。
大学の時からの仲間たちをとのアンサンブルは楽しくそして、ピアノ5重奏という人数の多い編成は緊張感もヒリヒリするほどありました。
今回の一番のメインはシューマンのピアノクインテットでした。やはりピアノクインテットならこの曲というイメージなだけあり、いざ弾いてみるとその曲のもつ力強さそして、なんだかトリックがそこらじゅうに隠されているようなおもしろさもありワクワクしました。
終ったと思う間もなく今日はクラシック音楽コンクールの審査員をさせていただきます。そして明日は岐阜市でガラス作家の林孝子さんの後楽荘での個展で演奏があります。
またそのことも報告しますね!そして、クインテットのお話、写真もまだまだ載せていきたいと思います。
2018.10.7
音楽を教えるということ!
みなさまこんにちは。
どうして自分がここまでして追い求めるのかなと思います。それについて考えたときにおもいあたったのは音楽に対する愛なのだなと思い当たりました。自分の大好きな音楽をなんとかしてこう弾いてほしい。そしてそれを聴きたいと思うのです。レッスンしているとき、音楽が絶対的な神になっているのです。
そう考えると、学校の先生たちはどうなんだろうと思いをめぐらせました。きっと数学の先生は数学をすきでしょう。体育の先生は運動が好きなのでしょう。できたらその教科を好きでそこに愛がある、そんな先生が教えているといいなと思います。音楽もそうですね。音楽が大好き、その思いが子供たちに伝わっているといいなと思います。
2018.9.27
演奏会
先日、美濃加茂市の加茂学園という保育園で演奏させていただしました。
ピアニストはダニエル・フォルローさん。もう出会ってから10年くらいたちますがピアノもお人柄もほんとに素晴らしい。おまけに10年たつのに全然かわらない?!?!
さて、演奏中にハプニングがありました。わたしはこうした親子演奏会では、静かにしてもらうことより楽しんでもらうことを大事にしていますが、やはり騒いでしまう子のお母様は気になりますよね。そんな中、調子に乗りすぎてしまったお子さんのお母様が必死になだめているうちに叩いてしまったのです。きっと一生懸命に言葉でいっても伝わらなかったのでしょう。それを見て私は涙が止まらなくなってしまいました。お母様のお気持ちが痛いほどよくわかるのですよね。きっと他の子は聴けてるのにどうして?という気持ちもあったでしょう。迷惑をかけたくない気持ちもあったでしょう。ほんとに胸が痛みました。この先、お母様もお子様も心からリラックスして楽しんでもらう、そんなコンサートをしていきたいなと思います。
2018.9.10
コンクール
みなさん、こんにちは。
コンクールは本当に厳しいなと思います。心をうつよい演奏でもミスがあればよい成績にはつながりません。反対にこの出場者の演奏はつまらないしコンサートにもいきたくないなと思ってもよい成績の場合もあります。
そんな中、私が思うのはよい演奏ができたこと、すなわち音楽としてよかった演奏はきちんと認めてあげた上で次に進みたいなということです。コンクールは目標をたてる上でとてもよいと思います。でもその結果を点数だけで判断しないことが大事だと思います。
さて、今日はそんなコンクールの中のファッションについてお話します。
実はわたしはおしゃれじゃありません。もし制服があれば毎日それを着たいです。ですが、服装というのはとても大事だと思っています。服装は自身がどうなりたいかの現れ、自己表現です。ですからコンクールでの服装はどんな演奏をしたいかという現れでもあると思います。しかし情熱的な演奏がしたいからといって服装で表現してもいけません。そんなことも考えながら参加者たちの服装を見ていました。
参考になることがあったらよいなと思います。
2018.8.31
発表会
次の日曜日は生徒の発表会です。
生徒の発表会というのは厳しく言えばこれが今のわたしの力量なんだなというように、今の自分を見せつけられる気さえします。
一人一人の生徒を思い浮かべて思うことは精一杯向かい合おうとしたなということです。または、向かい合いかけているなという場合もあります。まだバイオリンを習いだして日が浅い場合、私との信頼関係が築けていなくて向かい合いきれてない場合もあります。それは生徒によりますね。信頼関係を築くことにかかる時間はそれぞれですから。
そんなわたしの思惑とは別に生徒たちは発表会が楽しみなようです。わたしも小さいころから発表会を指折り数えて楽しみにしていました。
生徒たちがキラキラの時間をもてるとよいな。
2018.8.28
メンテナンス
こんにちは。8月も残り少なくなりましたね。
いつもは弓の毛変えはあずけておいてあとでおくっていただくのですが、今日はおしゃべりしながらじっくり見させていただきました。1本1本の毛をチェックしながらあんなに細かい作業をしてくださっていたとは!!
あらためて職人さんに感謝しました。
私は、お世話になっているこの職人さんが好きなのでメンテナンスにいくのはいつも楽しみです。ふと考えたのですが、気の合わない人には頼みたくないものです。大切な楽器ですからね。
楽しみとはいえ遠い道のりなので、車で音楽を楽しみながら向かいました。今日は突然にチャイコフスキーのフィレンツェの思い出を聴きたくなり、行きと帰りでいろんな演奏を聴きました。名曲ですね。
2018.8.17
コンサートのお知らせ
今日、8月17日はいきなり秋風がふきました。
思えば今年の夏は音楽家仲間が二人訪ねてきてくれました。多治見という僻地?!に居をかまえている私にとっては音楽家仲間が遠くに思えてさびしく思う日もあるのです。でも学生時代は音楽仲間とばかり一緒にいました。多治見が好きなのですがやはりそのことだけはさびしく思います。でもこうして多治見に来てくれることがありしあわせだなあと加山雄三みたいに思います。
実は、彼らが来てくれたのは10月に多治見でコンサートがあるからなのです。10月15日に永保寺でコンサートがあるのでその前夜祭的に前の日にもコンサートをいたします。このメンバーで多治見でコンサートするのは10年ぶりくらいです。ほんとに楽しみです。それぞれの持ち味を生かした楽しくないわけがないコンサートになります。楽しみすぎてまだプログラムが決まらないのです。これを決めていくのも楽しみのひとつですけどね。
2018.7.27
慰霊祭
みなさん、こんにちは。
その間に日本中が猛暑に見舞われ、とくにわが町「多治見」はまたしても名をあげましたね。
そんな中、毎年恒例の多治見空襲の慰霊祭に生徒さんたちと参加して参りました。わたしは、献花のときに演奏して、生徒たちも、オープニング演奏を仰せつかりました。わたしも暑かったですが、生徒たちも暑さで真っ赤な顔をしながらよく頑張りました。
バイオリンがなかったらわたしは慰霊祭にわざわざ参加しないかもしれないというのが正直な気持ちです。でもバイオリンのおかげで生徒たちとともに参加できました。
わたしが生徒たちの将来に求めているのはこんなことなのです。バイオリンで世界とよりつながれること、バイオリンがコミュニケーションの手段のひとつになること。
いつか実感してくれるといいなと思います。
2018.7.10
コンクール
皆さん、こんにちは。
梅雨はあけたのかな??
さて、そんな時にジュニアクラシック音楽コンクールが開催されました。見慣れない審査員の先生がいらっしゃるなと思ったら、なんといつもの先生の近所の橋が通行止めになり急遽代理の先生だったそうです。
いろいろな災害があったにも関わらず応募者全員参加でした。以前、違うコンクールでほとんどの電車もとまり高速道路も閉鎖されている日のコンクールに生徒の付き添いでいったことがありました。下道で道路が川のようになりジャブジャブ行きました。あの時も全員参加なさっていることにおどろきました。だいたいコンクールを欠席するのはインフルエンザの時くらいのようですね。
昨日のコンクール、私の教室からは2名参加しました。1名は予選免除でした。2人とも通過して安堵いたしました。
実は、講評にも書いていない内緒話ですがピアノの方たちの多くが自分の顔なんて誰も見ていないと思っているようですね。大間違いだと思います。どうしても聴衆は目でも見ていますからどんなに上手くてもつまらなさそうな顔をしていたら感動を呼びにくいものです。もったいないなあと思いました。もちろん青春を音楽に捧げていらっしゃるでしょうからお忙しいとは思います。でもね、お顔の表情も大事だと思います。
私のバイオリン教室ではそんなことも指導しています。
2018.6.27
楽譜
皆さん、こんにちは。 梅雨ですね。
多治見虫。知らない人も多いというか多治見の人以外ほとんどの方がご存じないとおもいますが、3年前くらいからこの時期に発生する網戸も通り抜けるくらい細かい虫のことです。正式名称はクロバネきのこばえというそうです。
今朝も大発生したので、うっかり思い出したくもない虫のことなんて書いてしまいました。
そう!今日書こうと思ったのは、楽譜のことでした。わたしの楽譜は少ない方だとおもいます。音楽家仲間のなかにはとにかく楽譜を買いたくなり買ってしまう人も多いですから。わたしは弾いたことのある曲しかないくらいです。
とはいえ、こうして本棚をあけると過去に弾いた曲を見つけて最近弾いてないなと思い弾いてみるとアイデアが湧き、ついつい弾いてしまうのです。だいたい今やらなきゃいけないことがあるときですね。テスト前に部屋の片付けをはじめてしまうことににてますね。
学生時代はほんとに幸せですね。たっぷり練習する時間があるのだから。あのときはそれが永遠に続くと思っていました。まだまだこれだけは弾いておきたい曲、過去に弾いたけどまた弾きたい曲がまだまだあります。さあ、今日もとりあえず今練習しなくてはならない曲を演奏します。
2018.6.12
バイオリン
こんにちは!
梅雨に入り、季節もどんどんうつりかわっていきます。
最近生徒たちのバイオリンのサイズアップの時期が重なりいろんなバイオリンを見ています。もうそれはそれはたくさん見ました。わたしはまず見た目で判断します。だいたい好きな見た目のバイオリンは好きなタイプです。そして弾いてみます。この時に思うのですがわたしはどの楽器もその長所を引き出してあげる弾き方をしてしまうようです。そうするとどのバイオリンもそれぞれによくて迷ってしまいます。生徒たちはまだそれほどのテクニックがないから最終的にはなにも考えずに弾いても良い音がでる楽器みたいなことを基準に選ぶわけです。
人間にもあてはまるのかしら?とたまに考えます。でしたらどなたにたいしても長所を引き出すような接し方ができたらよいのですが、まだまだですね。
そしてワインにもにてるのです。わたしはワインが好きですからよほど保存状態が悪く酢になってしまっていたりしないかぎり美味しくいただけます。熟成が進みすぎてブランデーっぽくなっていてもそれはそれで楽しめます。高価なワインはもちろん美味しいですがそればかりでは嫌です。
バイオリン選びからいろんな話がふくらみました。
きっと結婚相手をえらぶのもにているのでしょうね。どうかな?
2018.6.5
ニラ
皆さん こんにちは。
最近わたしはニラのことが気になります。
納豆とニラも合いますよね。
先日、生徒さんの保護者の方はニラをゆがいてマヨネーズとハムをあえると美味しいよとおっしゃっていました。まだ試していないのですが。
わたしは食べることも料理をすることも大好きです。かんがえてみるとわたしの仲間たちはみんなそうですし、今までお世話になった先生方も男女問わず料理好きでした。音楽と食べること、なにか関係があるのでしょうか。練習ばかりしなければばらないので趣味がなく楽しみが食べることしかないのだと寂しいことを言っている音楽家もいました。
音楽家と料理の関係、興味深いですね。そういえば作曲家のロッシーニは大の美食家でロッシーニ風という料理があるくらいですものね。
また食べ物に思いを巡らせなにか書いてみたいと思います。
とりあえずニラの季節を楽しみたいと思います。
2018.5.29
ヤモリ
皆さん、こんにちは。沖縄に続き九州が梅雨入りしました。
そんなころ今年もやってきました。ヤモリです。毎年ヤモリがくるようになって7年くらいたつと思います。以前はいなかったのですが。家を守ると言われるヤモリですから、なんとなくヤモリがくるとありがたい気分になりうちでは皆やもちゃんとよんでいます。
先日、母が私に言いました。わたしは生徒にも自分の子供にも同じように厳しいということを。
それについて少し考えました。私はバイオリンを弾くときは別の人格の気がします。そして生徒を教える時も自分が理想とする演奏を追い求める時と同じように生徒にもそれを追い求めているのだなということに気がつきました。生徒から素晴らしい演奏を聴きたい、そんな一心で教えています。だから自分の子でも同じことなんだなと思うのです。
どんな思いでレッスンしているか、それについてはまたあらためて書いてみたいと思います。
2018.5.22
おさらい会
こんにちは!薔薇の季節ですね。
昨日は生徒たちのおさらい会がありました。今回は合奏曲中心としましたが合奏曲を自分の曲を練習しながらさらに持ち続けるということはたいへんなことですが、確実にレベルアップにつながるのでなるべく合奏もしていきたいと思っています。 私の教室は驚くほど仲良く休憩時間や終わったあとで遊んでいる様子はさきほどまて真剣な顔をしてバイオリンを弾いていた子と顔が違うのです。
わたしも、合奏レッスンが大好きでバイオリンの仲間たちが大好きでだからこそやってこれたと思います。そして学年の違う子供たちがみんなで遊ぶのはバイオリンというつながりがあるからなんだなと改めて思いました。
2018.5.15
ファンファーレ
先日、ズーラシアンブラスを見に?聴きに?いってまいりました。とっても楽しかったです。
バイオリンが楽器の女王だと思ってるしバイオリンが最高といつもおもっているのにあれを聴くと悔しい!特にファンファーレ!
どうしたってバイオリンにはできないことです。もちろん役割が違うのだけど羨ましい!羨ましいよー。
というわけで楽譜を探してみました。新たな挑戦です。
それにしてもズーラシアンブラスの方々には頭が下がります。サービス精神が素晴らしい!もちろん弦楽器の人だってないわけじゃないけどあのノリは金管だなあと思います。大学の頃は今より金管の人たちが身近にいました。特にわたしは金管におもしろい人が多いので好んで金管エリアで遊んでいました。やはり楽器によって性格ってちがいますよね。
私もなにかおもしろいことしたいっ!と思います。
2018.5.8
接骨院
皆さんこんにちは!ゴールデンウィークあけの今日はザーザーの雨降りです。
だいぶよくなったようなのでそろそろ練習を再開しようと意気込んでいた矢先に左肩を寝違えました。腱鞘炎になったのも左手です。
もともと左肩に負担がかかっていたのは分かっていたのですが故障続きで不安になり今日は接骨院に行ってみました。やはり接骨院の先生の見解も肩甲骨の凝りから手全体に負担がかかり腱鞘炎になったのでは?ということでした。
電気をつかった治療を3種類していただきました。
しばらく通ってみようと思います。
バイオリンって身体にいかに負担が少なく演奏するかが上達への近道だといまは分かりますが学生のころは痛くて当たり前だと思いずいぶん無理な練習をしていました。これも故障してわかることだから仕方ないのですけどね。
2018.5.5
ブラームス
ゴールデンウィーク真っ只中です
先日、ラジオからブラームスのバイオリンソナタ第1番 雨の歌が流れてきました。甘美なよい曲なのですが、なぜかブラームスを用意なく聴くとなにかを責められているような気分になります。なんなんでしょうね。自分の心を分析したらきっと分かるのですが、今は気づかないままにしておこうと思います。
雨の歌。梅雨時に弾きたくなります。あの曲は弾いても聴いてもとても正気でいられない。わたしにとってそんな曲です。まさに心をぐわっと鷲掴みにされるような、そんな曲。
次に弾くのはいつでしょうね。
2018.4.25
マリア ジョアンピリス
皆さん、こんにちは。
ピリスにはあきらかにピリスの世界観があり、聴くとすぐにピリスだとわかります。でもね、それは、ピリスにとっては自分の音色を出そうとしたのではなく、その作曲者の意図を表現する過程で図らずも出来てしまったものなのだと思います。 先日、野球の落合さんの本を読む機会がありました。あれほど落合流と言われた彼が、俺流なんてものはない!全ては模倣だと言いきっていました。模倣の天才こそ天才なのかもしれないですね。いろんな人を真似して、そしてそのバランスをはかる、それが上手い人が天才とよばれるのかもしれません。
私の師匠は真似ということにこだわりました。真似できないとずいぶん叱られました。師匠が弾く弓の場所、圧力などを必死に観察して真似をしていました。
芸を盗むという言葉がありますね。正に芸を盗ませるレッスンでした。
きょうは雨です。ずっとこんなことが頭をめぐる一日でした。
2018.4.20
ドレスのこと
女性の演奏家にドレスはつきものです。
幸いわたしは母がオートクチュールのデザイナーなので、つくってもらっています。彼女は、よい服とはストレッチがきかなくてもピッタリ身体にフィットするものという信念をもっているのでいつもピッタリです。体型維持がたいへんです。
もうすぐパーティーのお仕事があるので、久しぶりにドレスをつくってもらう予定です。今日は生地を選びました。
ドレスのデザインを、決めるときはワクワクします。
世界に一つだけのわたしのドレスです。 楽しみです。
2018.4.11
私がドボルザークを弾かない理由
ラジオで流れてきた曲。
でも今まで弾いてないのです。
カルテットでは、アメリカなんかは弾きましたがやはりものすごくドボルザーク。要するにものすごくチェコなんですよね。
弾きたいけど私が弾いてもいいのかな?だってハンガリーにいたのに行かなかったから。チェコに行った人は皆さんよかったという。たぶんハンガリーよりも。なんだか悔しい。ハンガリーで共に学んだ仲間がチェコビールの方が美味しいよという。これも悔しい。だから私はチェコに行かなかったのです。私までチェコいいと思ったらハンガリーに悪い気がして。
だからドボルザークを弾かなかったのです。
でも今すごく弾きたいな。弾きたいな。たぶん弾きます。お楽しみに。
2018.3.28
リボンクチュリエKUMIKO
皆さんこんにちは
春ですね。
さて、なんと加藤菜津子スタジオ内にリボン屋さんが登場しました。
お店の名前はまだないのですが、「リボンクチュリエKUMIKO」 と私が勝手に命名しました。
エレガントな大人の生徒さんが作成しています。
スタジオの一隅にこんなかわいいものがあると、スタジオを、きれいにしておかねばとおもいます。
さて、まだまだ桜の季節が楽しめますね。一日一日を大切にしたいと思います。
2018.3.12
三寒四温
暖かくなったと油断すると寒い、そんな季節。まさに三寒四温ですね。
なんだか、いまのわたしのテクニックの原点をみた気がしました。自分ではまだまだスケールをさらいたりないと思っていますが、母がそう思ってくれるほどはスケールをさらっていたのだなという安心感とそんな自分を誇らしく思う気持ちになりました。
そして扉を閉めて練習しているわたしのスケールを母が聴いているその感じを懐かしく思いました。
いろんなリズムをつけて延々とスケールを弾く日々。いま思うとしあわせです。仕事の曲をとにかく練習しなくちゃと思い焦って練習するときもある今のわたしへの自重も込めて。うん。もうすぐ春だからね、さあ、スケールをさらおう!
2018.3.6
スプリング ソナタ
春です。まだまだ寒い日はくると思いますがもう3月、間違いなく春です。
春にコンサート依頼かあるとプログラムにベートーベンのスプリングソナタをよく組み込みます。この曲は聴いた人がまるで春の息吹きのようだと言ったとか言わないとかで、出版社がつけたら、名前です。そして、ベートーベンがまだベートーベンとして確立する前の曲なので、わたしはひっかかるものがありました。
ところが今日、ラジオから、マルタ アルゲリッチとクレーメルのスプリングソナタの演奏を聴いたとき、今までのモヤモヤがすっきりしました。これでいいんだ、とても肯定できました。若いベートーベン、まだ世界を敵にまわしていない感じ。うん、これで素敵なんだと。
人生、いろいろな時があります。それぞれの時を肯定したいなと感じ、今、そう思った気持ちを大事に今のわたしのスプリングを演奏したくなりました。
以前、リスト音楽院の当時の院長、ファルバイ先生とスプリングを共演させていただいたことがあります。先生はきっといろいろな時期を乗り越えての演奏だったのでしょうね。あのときの私は正に青二才。それはそれでよしとしようとも思いました。
それとは、別にお花見の季節を楽しみに毎日を大事に過ごしたいとおもいます。
2018.2.27
バイオリンのメンテナンス
みなさん、こんにちは。
弓の毛替えをおねがいしたり、悪いところはないかどうかチェックしていただいたりします。バイオリンの人間ドックみたいな感じですね。何事もなければ安堵いたします。
また、なにか不具合を見付けていただいたときなどはほんとに来てよかったなと思います。バイオリンのメンテナンスをしてくださる方にもいろんな方がいらっしゃいます。
頼んでなくてもどんどん勝手にやってしまう方、反対に頼んだことだけなさる方。
いまお付きあいさせていただいている職人さんは、ちょっとめんどくさがりやですが、不具合に敏感に気づいてくださる頼りになる方です。
今日もお読みくださりありがとうございます。
2018.2.20
バイオリニスティック!
みなさん、こんにちは。
先日はこんなコンサートをしました。バイオリニスティック!
わたしが作った造語です。バイオリンならではのバイオリンがあるからこそこの曲がある、そんな曲をあつめてみました。もちろんパガニーニなんかも弾きました。そしてビバルディの春と冬。この日は暦の上では春節でしたので春を演奏したいと思いましたがまだまだ寒いと思い直し春と冬を演奏しました。弾くほどにバイオリンが鳴ってくる、そんな音が使われています。夏も秋もいいんですよねー。
また演奏したいと思います。
2018.2.14
ここだけの話
十代のころから二つの夢がありました。
一つ目の夢は20代の時に叶いました。大変なことでした。当時のわたしの体力とテクニックではアップアップでした。特に体力面ですね。でもまあ、やり終えたので悔いはありませんし、もう二度とチャイコフスキーは弾きたいともなぜか思いません。
さて、二つ目の夢です。パガニーニをコンサートで演奏したことはありますが、まだアンコールでだしたことがありません。フルプログラムを終えた後、パガニーニを演奏する、それもいとも簡単そうに。うーん、まだまだ叶いそうにもありません。近々本番があるので今はプログラムの中に組み込んで弾いてきますね。
この夢が叶うのはいつのことになるのやら。
2018.2.6
優柔不断。
そうです。私は優柔不断です。
特に困るのがプログラム決めです。
まずは、その時旬な曲はすぐ決まります。問題はそのあとです。その曲に釣り合ったバランスでもってくるのがきめられないのです。例えばテクニカルな曲に凝っている場合、テクニカルな曲ばかり集めたら聴いている方も疲れるし、私にも無理があります。そのように、体力など考えながらプログラムを作るのはほんとにたいへんです。ああでもない、こうでもないと、楽譜をひっぱりだしてきて、散らかします。
2018.1.31
皆さん、こんにちは。
寒いですね。わたしはとっても寒がりです。
先日は、パーティーで演奏させていただきましたので、相方ピアニスト千葉博美が、水戸からやってきました。今回は二泊三日の短い滞在でしたが、今後お互い勉強する曲やいっしょに勉強する曲のはなしができて、有意義な時をすごしました。まだまだ勉強してないソナタもたくさんあるので、どんどんチャレンジしていこうと思います。
パーティーでは、もちろんクラシックの曲も演奏しましたが、やはり娯楽の席なので、くだけた曲も演奏しました。今回は、はじめて取り寄せた津軽海峡冬景色も披露しました。よろこんでいただけたかな?
2018.1.23
おはようございます。
先日、ジュニアクラシック音楽コンクールの予選審査の審査員をさせていただきました。
他の審査員は、毎回お馴染みのフルートの鈴木先生と、はじめてお会いしたコントラバスの佐藤先生でした。
終わって平均点がでたところ全員大差ない点数をつけていることが判明しました。こういうときはほっとしますし、気持ちよい結果だなと思います。
結果、予選は全員通りましたが、皆さん同じくらいのあと一歩の点数でした。しかし、皆さん、ミスなくきちっと、演奏していました。
さて!ミスなくきちっと淡々と演奏していたのですよ。ここが問題。本人は淡々と演奏していたのではなく、情熱があったかもしれません。でも、音楽は、相手に伝わらないといけませんよね?
というわけで、きょうは正確に演奏するのは当たり前。その上で何を伝えるかが音楽には必要というおはなしでした。
2018.1.9
鶴亀コンサート!
新しい年になりました。学校がはじまる直前の1月7日に鶴亀コンサートを開催しました。
またはお世話になった方、車イスでなかなかコンサートには行けない方、そんな方々に楽しんでいただきたいと思い、教室の生徒さんの有志の方で開催しました。
お琴のデュオにも友情出演していただき、お正月感も満載でした。やはりお正月にお琴はあいます。
まず、お琴とピアノバイオリンからはじまりです。そのあと、日本の曲を一緒にうたっていただき楽しみました。
後半は、それぞれの特技を生かしバレエやチアー、そしてなんと花笠まで披露しました。
楽しい会になりました。
こどもたちにも「喜んでもらうために」という心が育つとよいなと思います。 わたしがバイオリンを弾くことで人が喜んでくれるという発見をしたときのことを覚えています。こどもたちにも、そして大人の生徒さんにもそんな体験をしていってほしいと思います。
2018.1.8
明けましておめでとうございます。
2018年がはじまりましたね。よい年になりますように。
今年はイタリア人のリッカルド ムーティ!待ち望んだファンも多かったようですね。わたしは、彼の若い頃は存じ上げませんがさぞかし美しい青年だったのではないでしょうか?実際のムーティは、いまは大人の貫禄。誇張のない自然な音楽が胸にすっとおちました。
ウィーンは私のブダペストから特急で2時間。そしてザルツブルクまでさらに2時間。留学しているころには何度か訪れました。
特にウィーンは、名古屋から東京にいく気分でした。友人と食堂車でスパークリングワインを1本空けると着く距離でした。
すべてが美しい思い出です。駅もほんとうに美しかった。
いけない、いけない。
年明けから思い出にひたってしまいました。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。
2017.12.31
ついに今年最後の日となりました
みなさん、こんにちは。
今年はバイオリンのメンテナンスもして、バイオリンが絶好調でした。そんなバイオリンも拭いてあげます。
以前、オーケストラの仕事をしていた頃は、この時期やはり第九を弾いていました。いまは、オーケストラのお仕事はしていないので、第九が新鮮です。毎年31日は、この曲を何度もリピートしながらお掃除します。はかどります。3回くらいでいやにはなりますけどね。
来年に向けて抱負がかたまりつつあります。毎年そんな年末ですが。さあ、来年はどんな年になるのかな。よい年になりますように。
2017.12.19
クリスマスコンサート
みなさん、こんにちは。
そんな中、クリスマスコンサートが無事終了しました。 今回は、直前に私がインフルエンザにみまわれ、生徒さんのお母様も数名インフルエンザにかかるという事態で、開催も危ぶまれました。
身内だけのクリスマスコンサートで、祖父母の皆様がご自身のお孫ちゃんだけでなく、すべての子供たちをあたたかく見守ってくださっていることが感じられあたたかい気持ちになりました。
大人の生徒さんもバルトークのデュオなどで出演されました。なんとなく安定感もでてきたと思います。立ち姿が様になってきたようにも思えます。
クリスマスコンサートが終わりのこすところあと10日の間に刈谷のコンクールもあります。まだまだ気をぬけません。
2017.11.27
結婚式
こんにちは!一気に寒くなりました。
そんな中、従兄弟の結婚式に出席してきました。
従兄弟は既に子どもが二人いますが、入籍したときに、お式などをしていなかったため、今回は二人の子どもと一緒の結婚式でした。
従兄弟の希望でバイオリンを演奏させていただきましたが、産まれたときに病院に見に行ったときのことなど思いだしついつい涙腺がゆるみ、涙をこらえるのに必死の演奏でした。
最後に引き出物の中のサプライズを知らされました。なんと、絵描きの旦那様からのプレゼントです。出席者全員にありました。本当に心暖まる結婚式とパーティーでした。
忙しさというのは、文字通り心を亡くします。そんな中でつかの間の心が暖かい一日でした。
さて、これから年末まで一直線です。
2017.11.21
水戸芸術館コンサート
コンサートが終わって
ツィガーヌとツィゴイネルワイゼンを続けてプログラムに組み込むことは長年挑戦してみたいと思っていたことでしたが実現しました。
全く違う曲のように思われるこの二つの曲。形式としては同じです。そしてチャールダーシュも。ツィガーヌはラベル作曲ということもあり、アカデミックな要素がつよいです。建物を構築するように作曲するラベルですから。でも、これをチャールダーシュのように弾けるのではないか。何年か前に思い付き挑戦しています。
そして、それは、成功したかどうかは?聴衆の皆様におまかせします。
水戸芸術館、クラシックの素晴らしいホールとして名高いだけあり、素晴らしいホールでした。
そしてそこで働く方たちも、コンサートの成功に精一杯協力してくださいました。写真の方は、制作さんですが、ステマネとしても最後まで助けてくださいました。
2017.11.7
水戸のコンサート
いよいよ、11月19日、水戸の芸術館コンサートがせまってきました。
今回はハンガリーにゆかりのある曲で、プログラムをくんであります。
前半は、ピアニスト千葉博美のソロ。
後半は、フラームスのハンガリー舞曲、ツィガーヌ、ツィゴイネルワイゼン、ルーマニア民族舞曲。ほとんど続けて演奏します。
ツィガーヌ、ツィゴイネルワイゼンをいつか続けて弾いてみたいと思っていましたが、ついにこの日がきます。
でも、少し肩がいたいです。
相当楽しいコンサートになりそうです。
写真の楽譜、とくに左側のツィガーヌは、ぼろぼろですが、わたしの購入したころは、フランスのデュラン版は、通常の楽譜よりサイズがおおきく、本棚やかばんからはみでてこうなりました。
でも、右のルーマニアもやぶれてますね。これは、たしか、猫にかじられたものです。
長いお付き合いの曲たちです。
2017.10.31
ゲスト出演
こんにちは。
そして、久しぶりに合唱を聴き感動しました。声はみんな平等にもっている一番身近な楽器ですよね。歌声が身近にある生活っていいなと思いました。わたしも歌を歌いたくなりました。
相変わらず、わたしの生徒たちは仲良しで待ち時間には、バイオリンを弾くときと違った顔で遊んでいました。
わたしも子供のころ、教室の仲間がいましたが、それは、学校の友達とも違う、一緒にバイオリンを弾く特別な存在でした。
こうしてほかの団体の発表会によんでいただけると学ぶこともおおいです。今回の親子でうたう会さんは楽しんでいってもらおうというおもてなしの心をすごく感じました。
音楽する心に通じるものがあると思います。生徒たちにも伝わっているといいなと思いながら、台風の中、会場をあとにしました。
2017.10.17
コンクール
きょうは、日本クラシック音楽コンクールの本選の審査員として岐阜にきています。
11月19日には、水戸でわたしも本番がありますので、今日も出発するまえに、お稽古してきました。
なにか、本番があると、やる気が全然ちがいますね。そういう意味でもコンクールは受ける価値があると思います。
2017.10.17
秋とバイオリン
こんにちは。
フランスの詩人、ベルレーヌの作品です。
秋とバイオリンは似合いますね。空気も乾燥してきてよく鳴ります。
この季節、気温11℃という表示をみるとものすごくブダペストを思い出し、その空気感も思い出し、胸が締めつけられます。
夏前に留学し、興奮状態で生活していた最中、秋がきて、ようやく我に返り、町中の気温計をみていた自分をとても近く感じます。
写真は、夏のお散歩途中、オペラハウスに立ち寄った時のもの。
カジュアルですね。
もちろん今でも相方のピアニスト、千葉博美と。
2017.10.11
多治見市陶器祭り
こんにちは。秋になったとはいえ、暑い日がつづいていますね。
毎年、ブルーグラスの仲間たちと一緒に演奏しています。わたしはブルーグラスはできないのですが、カノンやバッハのメヌエット、チャールダーシュなども一緒に演奏できます。
ブルーグラスだとバイオリンのことをフィドルというんですよね。バイオリニストとフィドラーの違いは、
フィドラーは楽譜があると困る。
バイオリニストは演奏が終わってからお酒をのむ。 フィドラーは演奏前からずっとのむ。
バイオリニストは楽屋で今日弾く曲を練習している。
フィドラーは楽屋でみんなとあそんでいる。
とはいえ、ジャンルのちがう方たちに仲間にいれてもらって、遊んでいるように演奏するのは、とっても楽しいことです。
2017.10.3
バイオリン
クリーニング
一念発起して、バイオリンをあずけてクリーニングしていただきました。
ピカピカになりました。
クリーニング前に、バイオリン表面に何かの飛沫のあとがあり、とれますか?ときいたらこれは唾だよといわれました。
せっかくピカピカになったので、汚したくなく、最近はセカンドバイオリンをつかっています。
いつまで続くでしょうか。
2017.9.27
毎年恒例のお祭り
今年も、地元の小泉公民館祭りに参加してきました。
今年で6回目くらいの出演ですが地元のバイオリン教室として参加することに意義を感じています。今年はバイオリンをはじめて間もない3才のマルコメ味噌のSくんに皆さんくぎづけでした。かわいかったですよ。期間限定ですが。
2017.9.19
9月も半ばを過ぎました。
秋の気配を色濃く感じ始めましたね。
乾いた空気の中で、葉も乾いていき色が変わり落ちていく季節。ゆっくり味わいたいと思います。
秋に読みたい本があります。
江國香織さんの『こうばしい季節』
20年くらいまえに買った本ですが、いまだに秋になると読みます。
素敵な秋を過ごしたいと思います。
2017.9.13
サミット
こんにちは。
今年は残暑もあまりなく気持ちよく秋本番をむかえられそうですね。
毎年、企業の会長さんからのご招待で木曽駒サミットという会に参加しております。例年、木曽駒にご招待いただきそれぞれの関心のあることや専門分野について発表し、その後懇親会、一泊して、朝食をとりながら前夜得た新しい知識について語り合う。そんな流れになっております。
参加者は10名ほど、大学の先生、金融機関のトップの方、陶芸家、科学者、病院長、ほかにもいらっしゃいますが、それぞれの分野においてトップの方々です。毎年、皆様のお話をうかがいながら身が引き締まる思いをして、また1年間妥協することなく成長したいと固く思わせていただいている大事な会です。
写真は、その中のお一人がご紹介なさった、「アメリカの心」という本の中の一節です。
さて、今回の会で気になったことがあります。
ご一緒した時間がながかったにもかかわらず、だれひとりテーブルの上に携帯など通信機器を置かなかったことです。
おそらく、だれよりもお忙しい方々だと思います。そのときどきを大事にしているからこそのトップなんだなあと思います。
2017.9.5
豆乳
皆さん、こんにちは。
暑さのあまり、美容やおしゃれ心をなくしたりしませんか?わたしは、まさになくしました!
今日は、美容院にいってきました。髪の毛ツルツルにトリートメントしていただき、綺麗に巻いてもらいました。綺麗にしてるって大切ですね。元気がでました。 写真は、みてのとおりの豆乳です。以前も豆乳を使ったおうどんを紹介しましたが、たまに、レッスンの合間に小腹が減ったときはこれをいただきます。イソフラボンですね。わたしは豆を信じています。もちろん納豆のことも信頼しています。 内面からの美しさも大事ですね。お肌を作るには、やはりタンパク質でしょう。お肉、大豆はとにかく多めにとるようにしています。 今回もお読みいただきありがとうございます。運動会の頃までまだまだ、お肌が紫外線にさらされますね。ここで諦めることなく、紫外線対策頑張ろうと思います。
それでは、ごきげんよう。
2017.8.29
夏の終わりの発表会
毎年2回発表会をしています。
今年は大人の生徒さんも参加してバルトークのデュオを合奏しました。きっとドキドキだったと思います。
ピアノは毎回お世話になっている佐部利弦さん。さすがのサポートでした。夏休みの最後に生徒たちの大きな成長を感じた1日でした。
これから生徒たちはまた新たな曲に挑戦していきますが、その時に大事なのは、最初の譜読みをいかにきちっとするかで出来上がりに差がつきます。丁寧に向かい合ってほしいなと思います。
2017.8.22
赤毛のアン
赤毛のアンは全11巻あることをご存じですか?
始めの巻はみなさんご存じの孤児アンがかわりもので心優しい、老兄弟にひきとられるところから始まります。
そのあと、アンは高校、大学へと進学し、恋をし、勉学に励みます。最後の巻はアンの娘リラが主役となり、アンは、リラの母として描かれます。リラは世界対戦の最中、青春時代をおくることとなります。
最初に読み始めたのが、小学生高学年でした。それから幾度も読み返していますが、読むたびにアンの成長を自分の成長のように感じ友達のように心にアンをおいてきたように思います。
昔から本が好きで、いろんなジャンルの本に夢中になってきました。一度気に入ると、何度も何度も読み返すのがわたしの読書の傾向です。
また、なにかご紹介しますね。
2017.8.15
終戦記念日に。
みなさん、こんにちは。
こんな暑い日々野中、冷たいものばかり召し上がっている方も多くいらっしゃいませんか?最近のわたしの流行りはこのおうどん。っていっても、うっかり食べちゃってから、写真を写したので、中身がないです。この器でいただきました。
豆乳を200CCほどあたためて、だしの素で味付け。梅干しを2個くらい刻んでいれます。適当に、一味唐辛子とか胡椒もいれます。生姜もすっていれます。それでね、冷凍うどんでもいいし、ゆがいたうどんをいれます。そして、器にもり、ごま油を小さじ1、すりごまをどばっと。そして、きざみねぎもいれます。
だしの素をコンソメにするとよりラーメンっぽくなります。紅しょうがをいれるとちょっと長崎気分になります。
ねっ、身体によさそうでしょ?
むりやりバイオリンに結びつけるわけではないのですが、冷え性のせいもあり、身体が冷えることをおそれていますので、とにかく身体をあたためるものをいただくようにしています。手なんて冷えた日には、ほんとに指が動きませんからね。
そして!バイオリニストは身体が資本!健康第一。タンパク質も必要です。
ご興味あれば、ぜひこのレシピ試してみてくださいね。
2017.8.8
バイオリン屋さん
今日は、バイオリンをメンテナンスしてもらう、バイオリン製作の職人さんのおはなし。
バイオリン屋さんは私たちバイオリニストにとってとても大事です。お医者さんのような存在です。お医者さんもいろいろで、ほら、特に歯医者さんだと、頼んでないところまで全部治療しようとする人もいるけど、頼んだところしかやってくれなくて、後から悪いところが見つかって何であのときいってくれなかったのかと思うときもありますよね。バイオリン屋さんたちも同じように、いろいろな方がいらっしゃいます。
自分の楽器をお願いするわけですから、この人ならと言うなにかがないと、残念です。写真のKさんは、最近見つけたそんな人です。この写真をとられて苦笑する感じもよいです。楽器をなおすってセンスも大事ですから、その人のセンスを好きかどうかも大事です。
実は、Kさんの前にもうひとり、信頼していたバイオリン屋さんがいたのですが、病気になってしまって、いまでは帰らぬ人になってしまったんですよ。その業界では有名で番場さんという方です。かっこいいおじさんでした。
番場さんに頼めなくなって、10年くらい探していて出会ったKさん。先日、訪ねたときはぎっくり腰をやった後でした。お身体大事にしてほしいものです。
Kさんを匿名にしているわけは、忙しくなってほしくないから。(*^^*)
秋になるころに、思いきったメンテナンスをお願いするつもりです。
2017.8.1
皆さんこんにちは!夏ですね!
今日まで、水戸からピアニストの千葉博美がきていました。
博美ちゃんとは、ハンガリー時代からずっといっしょに弾いている相方のピアニストです。糟糠の妻という言葉がありますが、苦楽を共にした糟糠のピアニストです。
今回は11月19日に水戸芸術館コンサートホールの博美ちゃんのコンサートにゲスト出演するため、その打ち合わせも兼ねてきてくれました。
水戸のコンサートではハンガリーに関わる作曲家の曲を演奏します。楽しみです。
練習の合間に、子供たちと花火大会、川遊び、陶器の絵付け体験と盛りだくさんでした。川遊びは海のない岐阜で遊ぶにはぴったりだと思います。今回は、白川の川にいきました。気持ちよかったですよ。
2017.7.25
皆様こんにちは!
夏ですね
夏になると、各地で戦争の催し物も多くなります。そして、わたしの教室も参加してきました。
多治見の駅北に戦争慰霊碑があります。これは、前の市長の西寺さんが会長になり、10年ほど前から運動して建立されたものです。
西寺さんが会長になったきっかけというのが、彼が、現役市長時代に、慰霊像を市で建立してほしいという申請があったそうです。そのとき、西寺さんはそういうものは、市民運動として建立してこそ意義があるとお断りになったそうです。
そして、西寺さんが4回目の任期を終えられたとき、最初に申請にきた方が
「会長として西寺さんに参加してほしい」と依頼され、お引き受けされたそうです。そして、市長のつぎは市民として意義のある役割をなさっていることは素晴らしいなと思います。
さて、私は、こわがりで、戦争からは、できるかぎり目を背けたいのですが、目を背けたいほど嫌なことだからこそ、きちんと向かい合い参加して、後世につたえなければならないと思います。ですから、西寺さんからのお誘いで参加できたこと、そしてあらためて戦争について考え、娘にもぽつぽつとつたえはじめることができたことが、ほんとによかったと思います。
私は、献花のときに演奏しました。そして、生徒たち、ふるさとなどを演奏しました。
このように、バイオリンをとおして社会と関わりをもっていく活動をこれからもしていきたいと思います。
長い文章になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございます。
2017.7.18
お菓子の縁樹(えんじゅ)さん
ご縁がありまして。。。
バイオリンの大人の生徒さんのお嬢様のお店で、とても美味しいお菓子を販売していらっしゃる縁樹さんのご紹介です。
「縁樹」さんのシュークリームは、教室の生徒さんにも大人気です。クリームがあますぎず、まわりがサクサクしてとっても美味しいです。
贈り物用に購入できるようですよ。皆様、ぜひ、どうぞ!
お菓子の縁樹(えんじゅ)
電話 090−5334−1092
fax 0576−32−2377
〒509-1622
岐阜県下呂市金山町金山2164
(先生のタブレットが故障のためスズメ事務局代筆です。)
2017..7.11
こんにちは!
梅雨ですね。
こんなに遅く産まれてきて、なんだか身体も小さいし成長しないのではないかと心配していましたが、無事、全員飛べました。まだまだたまに巣に帰り休みながらです。親、兄弟全員で飛ぶ姿に感動しました。
夫婦で守ったり餌を捕りに行ったりしながらがんばっていました。親鳥はずいぶんやせていました。
ついつい生徒にも娘にもはやくはやくと急かしてしまいますが、ゆっくりでもいつかは大人になるんだから、ゆっくりでいいじゃないかなんて、つかの間ですが思いました。
渡り鳥のツバメたち。夏を日本で暮らし、寒くなったら、暖かいところにいきます。また無事にかえってきてくれるといいな。
ツバメといえば、幸福の王子を思い出します。 小さいつばめよ、私のために働いてくれないか。かわいそうな人たちがいるんだといって、ツバメはひきとめられ、冬のなってしまい死んでしまいます。困った人を助けるという自己犠牲の精神のお話だったのでしょうか。大人になってよんでもツバメに感情移入してしまいました。
2017.7.4
藤井四段の躍進から考える
中日新聞の27日の社説によると、藤井四段の進化の背景とされているのは、将棋ソフトを使ったトレーニングだそうです。伝統的な鍛錬に加え、AI の力も使いこなして実力をのばしてきたようです。
この記事を読みこの10年ほどのバイオリンコンクールの目覚ましい進化についてかんがえました。やはり、こちらも進化の一端はコンピューターによる情報の量の増加により、相乗効果をもって刺激しあい、より進化したのだと思います。
しかし、伝統的な当たり前の練習方法をおろそかにすることはできない。基本的な昔から変わらない練習をおろそかにせず、更に、AI の力も利用したものが伸びてきたと思われます。子供たちにとっては、その情報を上手く取り入れるのは保護者なのでいかに親が情報を取捨選択するかが大事になってきています。
「目標にする棋士はいません。将棋という伝統文化を意識し、すごく強い棋士になりたいです。」
藤井四段の言葉です。まさにこの言葉をバイオリンの世界におきかえることができます。
現在、わたしにもこの人みたいになりたいというバイオリニストはいません。もちろん尊敬する方、指針にしているバイオリニストはいます。ですが、モデルとなるバイオリニストがいないからこそ、バイオリンを弾き続けていくのではないだろうか。そんなふうに思います。未だ知らぬ世界に行きたくて、まだまだこれからも挫折しながら、どこかに向かっていくのだと思います。
2017.6.27
お誕生日
私の誕生日はいつも雨です。産まれた年も雨だったそうです。おかげで雨が好きです。
娘の顔がすっぽりはいるくらいの大きさのリーデルのワイングラス。ピノノワールからシャンパンまでかなりオールマイティーに合うそうです。
両親からはマルゴーのワインをいただき、相方のピアニストからはサンローランの口紅を。
薔薇とケーキを抱えてきてくれた男性もありました。最高の誕生日でした。
シャンペンとケーキと薔薇の組み合わせ大好きです。
そしてもっと最高なことに、生徒のおさらい会がありみんなで、サプライズでバースデーソングを弾いてくれました。
2017.6.20
根本交流センター5周年!
梅雨に入ったはずなのに爽やかな日が続きますね。
先日は、根本交流センターの5周年のイベントでダニエル・フォルローさんと演奏させていただきました。ダニエルさんとは帰国してからすぐに出会いもう十年のおつき合いになりました。お互い、子育ての話なんかもできて楽しいです。
ダニエルさんは幅広いジャンルの音楽に精通しているので、プログラムがバラエティゆたかになります。今回は、ラテンを選びましたが、また別の機会にジプシー音楽でのプログラムもやってみたいと思います。
こうして、たくさんの素晴らしい音楽家と演奏できることは幸せです。長年積み上げてきた信頼関係がそれぞれあり、よりよいお仕事へとつなげていけていると思います。写真は、根本交流センターの前の銅像です。
誰かににていませんか?
そうです。モデルになったのです。
作者は同じ小泉地区の作家さん。寺沢孝明さんです。
2017.6.13
私の好きな飲みもの
先日のコンサートのお祝いに生徒さん方からいただきました。
さすが!私の生徒さんたち。わかってらっしゃいます。
ハンガリー留学中、友人とブダペストからウィーンへ電車でよくいきました。食堂車にのり、ちょうどスパークリングワインを1本あける距離でした。たしか2時間30分ほどだったと思います。
そうですね、たまに、ハンガリー時代の思い出も載せていこうと思います。
2017.6.6
こんにちは!
先日、生徒ちゃんと市長表敬訪問にいって参りました。
ジュニアクラシック音楽コンクールで二位をいただいたNちゃんです。ともに頑張ったお母様は誇らしい気持ちでいっぱいだったと思います。
おつかれさまです。Nちゃん親子さん。
とはいっても次のコンクールはすぐそこです。気がぬけません。
わたしにしてもそうですが、いつも練習しなきゃという思いにとらわれています。
いつまでも技を磨く者の宿命ですね。
2017.5.23
もうすぐ
本番が近づくと特にくっきりしてくるこのマーク。
痛くもかゆくもないけど、自分が思っているより目立つようでたまに、どうしたの?と、訊かれます。バイオリンの跡です、と伝えると、気の毒そうな顔をされます。自分では、幼少の頃からあるし、このマークがないときは、練習していないときなので、ないと気になるくらいです。
娘の保育園にいっても子供たちに訊かれます。どうしたの?って。
なにも跡がつかない方もいるし、違う場所につく人もいます。それぞれですね。
2017.5.16
弦
もうすぐコンサート
今週末の本番に備え、弦を張り替えました。ブルーのインフェルドにしました。無理なく鳴っていて、いい感じです。
やはりパワーはエヴァのほうがあるようですが、今回の本番には合っていると思います。弦を替えると新鮮な気持ちで練習に取り組めます。
2017.5.9
パドルブラし
頭のマッサージ
2017.5.2
立夏を過ぎて
初やもちゃんです
2017.4.25
はじめまして!